50畳の自慢の稽古場を紹介します!会話が弾む、自習もできる!

葉月流二代目家元の葉月雛丸です。
神奈川県伊勢原市で日本舞踊と総合行儀作法のお稽古場を開いています。

✅日本舞踊って、どんなところで練習するんだろう?
✅子どもの付き添いで行って、見学はできるんだろうか?

今日はそんな疑問に答えます。葉月流が誇る、稽古場の紹介です。

葉月流は、数ある日本舞踊のお稽古場の中でも、かなり広い方だと思います。30畳の稽古場のほかに、約20畳の談話室もあり、合計約50畳。ゆったりと過ごせます。談話室にはフリードリンクやおもちゃもありますよ。

踊りの道具はもちろん、総合行儀作法のためのお茶道具やお花の道具まで、そろっています。ここから、写真も多めに紹介しますね。

所作台付き30畳の稽古場が自慢です!

お稽古場は約30畳。踊り用の「所作台」があります。所作台とは、写真の、板の間から一段上がっている台のことで、歌舞伎や踊り専用の作りをしています。普通の板の間との違いは、足拍子の響きが良くなるように、足を踏むと、しっかり音が鳴るようにできていること、足袋での滑りが良くなることです。畳や、洋間のフローリングでお稽古する教室もありますが、葉月流ではお稽古場に所作台があるので、本番の舞台と同じようにお稽古ができます。

踊りのためのお扇子、小道具、衣裳、音楽などの備品のほか、映像視聴用の大型テレビもあります。

お稽古場の向かいには飲食可・自習もできる約20畳の談話室

お友達のお稽古が終わるまで、勉強や遊びで過ごします

お稽古場のお稽古場の向かいには約20畳の談話室があります。ここは、お稽古の順番を待ったり、送り迎えの親御さんは、ここでお子様のお稽古が終わるのをお待ちいただけます。
こどもが遊べるおもちゃ、ぬいぐるみ、自由帳、色鉛筆も常備しているので、子どもたちは待っている間、一人でも友達同士でも遊べますし、宿題もできます。

また、談話室にはフリードリンクがあり、お茶、コーヒー、ココア、紅茶が飲み放題です。談話室は食事もできますので、お仕事帰り、お稽古の順番を待つ間に、軽食をとってお稽古するお弟子さんもいます。

広いからこそ。会話が弾む談話室

年末大掃除の後のおやつタイム

この広い談話室の最大のメリットは、ここでお弟子さん同士の交流が自然と起きることかもしれません。この写真は、年末の大掃除のあとの、ケーキパーティの様子です(葉月流の大掃除や年越しの様子はこちらの記事で)。これだけ大勢が集まることは年に何回かですが、お稽古場の賑わいは、決してこの日が特別というわけではありません。

子どものお稽古日には、お稽古を待つ間、子どもたちはお絵描きや勉強、大人もお茶を飲みながら会話がはずみます。
談話室という空間があることで、子どもたちも自然といろんな子どもたちや大人たちと触れ合えますし、親御さんも待つ間、楽しく過ごせるのです。

広いので着物の片付けも余裕があります。

まとめ

葉月流には、広々とした約30畳の稽古場があります。稽古場には踊り専用の「所作台」があり、本格的なお稽古ができます。

この稽古場の向かいには約20畳の談話室があり、お稽古を待つ間や親御さんが子どものお稽古を待つためのスペースです。おもちゃ、ぬいぐるみ、自由帳、色鉛筆などがあり、子どもたちが遊んだり宿題をすることができます。また、フリードリンクで、軽食を取ることもできます。

談話室では、お弟子さんたちや親御さんたちの交流が自然と生まれます。子どもたちは自由に遊んだり勉強し、大人たちはお茶を飲みながら会話を楽しむことができる空間となっているのです。

体験レッスン受付中です

あなたも、和の習い事で、日本の伝統行事を身近に生活してみませんか?
葉月流では、日本舞踊と、総合行儀作法(抹茶・煎茶、華道、着付け、食事マナーなどを総合的に学びます)を通じて、豊かな心の和の実現を目指します。一度、体験にいらしてみてください。

体験レッスン概要

料金 3.000円
所要時間 45分~60分
持ち物 浴衣、着物をお持ちでしたらご持参ください
レンタル 浴衣一式レンタル料 1,000円
当日の流れ(目安)
10分 カウンセリング
(教室のご案内、自己紹介、日本舞踊に興味を持ったきっかけなど)
 
30分 お稽古
(着付け(ご希望の方)、挨拶の仕方、基本動作、音に合わせて踊る、美しいしぐさポイントなど)
 
10分 質疑応答・雑談タイム

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葉月流の年越し行事と新年の迎え方

葉月流二代目家元の葉月雛丸です。
神奈川県伊勢原市で日本舞踊と総合行儀作法のお稽古場を開いています。

2024年を迎えました。みなさんは2023年の最後をどのように過ごし、どのように新年を迎えられましたか。

葉月流では、門下生のみなさんと一緒に年越しの準備をして、年が明ければ、総出で新年のあいさつを行います。伝統芸能である日本舞踊の流派らしく、舞初めを行い、宗家からお抹茶のふるまいもあります。厳粛な雰囲気で新年のあいさつを行い、お茶を飲みながら和やかに1年のことを語り合う交流の場でもあります。

葉月流の人気行事No.1?稽古場の大掃除で年越し準備

舞台には神様がいるから気持ちを込めて拭きましょう!

新年を迎える準備は年末から始まります。1年間お世話になったお稽古場をみんなで掃除します。実は、この大掃除、なぜかお弟子さんたちから「葉月流の1年の行事の中で一番好き!」と言われています。
窓を拭き、掃除機をかけ、一年のほこりを払います。特に舞台は念入りに拭き掃除を行います。子どもたちにも活躍してもらいます。

ケーキとプレゼント交換!

この日は大掃除に来てくれたお弟子さんたちにお昼を用意しています。掃除が終わったら、
きれいになった控室で、みんなでお昼御飯です。

そして、クリスマスも近いので、ケーキとプレゼント交換も!
最近は核家族や単身世帯が増えて、大家族が減っているので、プレゼント交換もあまり行われなくなっているようです。こういうイベントができるのも、大人数の葉月流ならでは。これが人気No.1の一つの理由でしょうか??

新年、まずは厳粛な雰囲気の中で年始のあいさつ

「新年のあいさつ」は、宗家、家元(私)、門下生が勢ぞろいします。門下生のご家族も何名か参加されます。みなさん着物に着替え、厳粛な空気の元、一人ひとり、宗家に新年のご挨拶とお年賀のお渡しを行います。宗家からもお祝いの品を受け取ります。こういった雰囲気は、日常ではなかなか経験しにくくなりましたね。

みんなが揃ったら、宗家から、今年一年の流儀の活動や、伝統文化についての講話をいただきます。今年は、鏡餅の由来や、日本の伝統的な暦についてお話がありました。

宗家の講話のあとは、舞初めです。年末に磨かれてピカピカになった舞台に一人ずつ上がり、神様に挨拶をしてみんなが見守る中、踊ります。

舞初めが終わったら和やかに抹茶のふるまい

さて、新年らしく厳粛な雰囲気で進んできましたが、ここからは少し和やかに。宗家からのお抹茶のふるまいです。お菓子も出るので、会話も弾みます。日頃、総合行儀作法を習っているので、お抹茶のいただき方を披露する場でもあります。

中には、お子さんにやり方を教わりながらお抹茶をいただいている親御さんの姿も。私たちも、お稽古ではない場で、お弟子さんたちの成長をひときわ感じる瞬間です。

まとめ

葉月流では、年越しの準備も含めて、新年をどう迎えるか、新年の顔合わせの時間を、門下のみんなでどう過ごすかを大事にしています。新年のあいさつは、伝統文化を肌で感じ、舞台の神様へ感謝し、日ごろの踊りと作法の成果を発表し、讃えあう、葉月流にとって大切な行事なのです。

あなたも、和の習い事で、日本の伝統行事を身近に生活してみませんか?
葉月流では、日本舞踊と、総合行儀作法(抹茶・煎茶、華道、着付け、食事マナーなどを総合的に学びます)を通じて、豊かな心の和の実現を目指します。一度、体験にいらしてみてください。

体験レッスン概要

料金 3.000円
所要時間 45分~60分
持ち物 浴衣、着物をお持ちでしたらご持参ください
レンタル 浴衣一式レンタル料 1,000円
当日の流れ(目安)
10分 カウンセリング
(教室のご案内、自己紹介、日本舞踊に興味を持ったきっかけなど)
 
30分 お稽古
(着付け(ご希望の方)、挨拶の仕方、基本動作、音に合わせて踊る、美しいしぐさポイントなど)
 
10分 感想

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着物初心者さん大歓迎!着物の揃え方、着付け、こうすれば大丈夫です

葉月流二代目家元の葉月雛丸です。
神奈川県伊勢原市で日本舞踊と総合行儀作法のお稽古場を開いています。

今日は日本舞踊と切っても切れない、「着物」の揃え方についてお話しします。

✅着物って、やっぱり高いのかな?
✅着付けは習わないと覚えられない?
✅親からもらった着物、着られる?
✅家にある着物、広げたら畳めなくて困ったんだよね…

こんな疑問やお困りごとがありませんか?
日本舞踊に興味がある着物初心者さん向けに、着物の基礎知識、日本舞踊を始めるのに必要なものを解説します。

葉月流では知識ゼロ、手ぶらで来てもらってなんの問題もありません!

まずお伝えしますと、最初は、知識ゼロ、手ぶらで来てもらってなんの問題もありません!最初はレンタルもできますし、必要なものをお手頃に手に入れる方法をお教えします。

葉月流で日本舞踊を習っている人は、最初はほとんど着物初心者さんでした。でも、今はみなさん自分で着物も着られますし、お出かけも楽しまれています。

最初は、何を質問していいかもわからないと思います。必要なことをしっかり伝えますので、ご安心ください。

まずは予算、いくら必要なの?

結論から言うと、2万円くらいあれば必要なものが一通り揃えられます。
具体的に必要なものは以下の通り。

①浴衣
②半幅帯
③腰ひも2本
⑤ステテコ
⑥肌襦袢とあずまスカート
⑦伊達締め
⑦白の綿足袋
⑧草履

①~③までは、セットで販売されていることが多く、1万円前後で購入できます。

④ステテコは、踊り専用のものもありますし、ユニクロなどで購入できる白のステテコでもかまいません。価格は1,000~3,000円ていど。

⑤の肌襦袢とあずまスカートは下着に相当するものです。肌襦袢はシャツのようなもの、あずまスカートは裾除けとも言います。スカート状のもので、浴衣(着物)の下に履きます。それぞれ、3,000円くらいで購入できます。

⑥伊達締めは、着物の衿合わせがずれないように使うバンドのようなものです。これは1,000円くらいです。

⑦足袋は白を使います。昔から神職と芸能人は白と決まっているようです。また、綿素材を選ぶのは、日本舞踊は板の間(正式には所作台といいます)で踊るので、綿が滑りにくくて踊りやすいからです。

また、もし選べるなら「五枚こはぜ」を選んでください。こはぜとは、足袋が脱げないように止める小さな金具のことです。「四枚こはぜ」が多いのですが、「五枚こはぜ」の方が、足がきれいに見える効果があります。足袋も1,000円程度で購入できます。

⑧お稽古場の行き帰りを浴衣や着物でする場合は草履が必要です。安いものだと2,000円、ちょっといいものだと15,000円くらいです。

なにも持っていないのでしたら、以上7点、2万円くらいの予算を見ておいて下さい。
ネットで買う人も多いですし、どうしても買い方がわからなければ、先生が代わりに買ってくることもあります。

着物関係のものがあったらとりあえず持ってきてみてください

先ほどの説明は、全部ゼロから揃えた場合のこと。中には、ご家族・親戚や知り合いから着物をもらった、という方もいると思います。
その場合は、着物関係のものを、とりあえず一度、持ってきて下さい。足りないものが何なのか、すぐに教えて差し上げられます。

サイズが合わない着物も一度持ってきて!

また、サイズが合わない着物も、持ってきてもらえればサイズを直せるかどうか確認できます。
着物は仕立てるときに、あとからサイズを直せるように、余った生地を、着物の内側に縫いこんでいる場合があります。サイズが小さい場合は、この余った生地を外に出してサイズアップができるのです。逆に、大きすぎる場合も、サイズダウンできます。この「仕立て直し」することで、あきらめていた着物を着られることがあります。

着付け、着物の畳み方、手入れの仕方なども覚えられます

「着物を着るには着付け教室に通わないといけない」というのが半ば常識のようになってますが、葉月流で日本舞踊を習えば、着付けも自然と覚えられます。幼稚園の子どもたちも自分で着物を着たり、お友達の着付けを手伝ったり、一人で着物を畳んだりしています。ほんの数十年前にはすべての日本人が日常的にやってきたことなのですから、すぐに覚えられますよ。

まとめ

着物の揃え方について解説しました。必要なものは以下の通り。すべて新品で揃えるなら、2万円程度の予算を見ておいてください。

①浴衣
②半幅帯
③腰ひも2本
⑤ステテコ
⑥肌襦袢とあずまスカート
⑦伊達締め
⑦白の綿足袋
⑧草履

葉月流で習っている人は着物初心者さんも多いです。知識ゼロで大丈夫、買い方から着付けの仕方まで、丁寧に教えますので、ご安心ください!また、すでにご家庭にある着物、いただきものの着物なども、お持ちいただければ、足りないものや、お直しの仕方もお教えします。

体験レッスンでお気軽にご相談下さい!

体験レッスン概要

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所要時間 45分~60分
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10分 感想
(本日の感想、教室に関する気になることなんでも聞いて下さい)

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日本舞踊を仕事へ生かしたい芸能関係の方へ。プロ向けの指導を解説します

葉月流二代目家元の葉月雛丸です。
神奈川県伊勢原市で日本舞踊と総合行儀作法のお稽古場を開いています。

この記事では、日本舞踊を仕事へ生かしたい芸能関係の方へ、プロ向けの指導の要点を解説します。

日本舞踊の指導は、一般の方だけでなく、プロの芸能人の方にも行っています。これまでの実績としては、役者さんや、歌手、演芸の方、芸者さんなどです。
日本舞踊はすべての所作、しぐさが美しく見えるように作られています。ですから、専門とする分野がお芝居であろうと、歌であろうと、日本舞踊を習うことで体の使い方、人への見せ方の基礎を築くことができます。

ぜひ日本舞踊をどう生かしたいのか、を教えて下さい

趣味として日本舞踊を習いたい、という方と違い、プロの方は、自分の仕事に生かしたいという具体的な目的・目標がありますので、それに沿う形で指導の計画を立てています。いくつか事例をもとに解説します。

大衆演劇の役者さん

大衆演劇の役者さんがお稽古に来られた時は、古典作品にじっくり取り組み、基礎を覚えていただく稽古をしました。

大衆演劇にはお芝居と踊りがあります。一座の稽古で踊りもあるのですが、古典作品にきちんと向き合う機会がこれまでなかったということで、喜んでいただきました。

この方に限らず、俳優さん・女優さんで日本舞踊を習われる方は実はけっこういらっしゃいます。体の使い方の基本になりますし、時代劇を目指される方は着物の着付け、所作を身に着けられるのでなおさらです。

歌手の方

歌手の方が来られた時は、ステージで歌いながらきれいに動けるようになりたい、というのがご要望でしたので、振付も含めて実践的な指導を行いました。
歌手の方が歌いながら、雰囲気に合った自然な動きやしぐさをされるのは素敵ですよね。しかし、自分で効果的な振りを作るのは、苦手な人は苦手なものです。お着物で歌われることもあるとのことでしたので、歌に合わせた振りを作り、お稽古しました。葉月流の日本舞踊は古典作品でお稽古するのが基本ですが、希望があればこの方のように、現代の曲にも対応しています。

太神楽曲芸師の方

演芸場などでご活躍中のある太神楽曲芸師さんは、前から日本舞踊に興味があり、太神楽の仕事の役にも立てたい、とのご希望で、葉月流で日本舞踊のお稽古をされています。太神楽は和傘やマスなどの道具を使った曲芸です。太神楽の世界では、日本舞踊を習ったほうが良い、とされていて、実際に思った以上に役立っている、とのこと。例えば、日本舞踊では、和傘を閉じる動作は、傘の内側が見えないように閉じるのが基本です。これまではそこまで意識ができていなかったが、日本舞踊を習うことで、意識できるようになった、ということです。

まとめ

踊りはすべてのしぐさが美しく見えるように作られています。ですから、専門とする分野がお芝居であろうと、歌であろうと、なんであろうと、日本舞踊を習うことで所作がきれいになります。体の使い方、人への見せ方の基礎、ベースになるからです。
プロの方で、自分のパフォーマンスを高めたい、とお考えの方は、体の使い方のベースを磨くという意味で、日本舞踊をおすすめします。目的・目標に合わせて基本から実践まで、お稽古を組み立てることができますので、興味がある方は一度お問い合わせください。

体験レッスン概要

料金 3.000円
所要時間 45分~60分
持ち物 浴衣、着物をお持ちでしたらご持参ください
レンタル 浴衣一式レンタル料 1,000円
当日の流れ(目安)
10分 カウンセリング
(教室のご案内、自己紹介、日本舞踊に興味を持ったきっかけなど)
 
30分 お稽古
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10分 感想
(本日の感想、教室に関する気になることなんでも聞いて下さい)

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大人も必死?でも舞台が終わると自己肯定感が上がる!踊りの発表会3つの魅力

葉月流二代目家元の葉月雛丸です。
神奈川県伊勢原市で日本舞踊と総合行儀作法のお稽古場を開いています。

今日は、踊りの発表会の魅力について解説します。
ダンスや楽器の習い事に発表会はつきもの。葉月流も毎年発表会があり、日頃の成果を披露します。毎年行うのが夏に行う浴衣会です。その名の通り夏らしく、浴衣で踊ります。
それ以外にも数年に一度、本格的なお衣裳で出演できる舞台もあります。

さて、「発表会」と聞いて、どんなことを想像するでしょうか。恥ずかしい?大変そう?…?お弟子さんも本番前にはそう感じて緊張する方もいるのですが、終わってみると、もうやりたくない、という人は一人もいません。発表会は、踊り以外にもたくさんのことが学べる魅力的な場なんです。お子様を通わせようと考えている親御様、発表会は、お子様の貴重な成長機会ともなりますので、是非お読みください。

物事に取り組む姿勢や段取りを学ぶ

発表会があるということは、お稽古の目標ができるということです。
本番に間に合うように、限られたお稽古にどう取り組むのか。お稽古も、すべて出席できないかもしれません。仕事が忙しかったり、家庭の事情でお休みしてしまったりする時もあります。そこで気持ちが焦ったり、緊張するのは、見に来る人に良い踊りを見せたいという、うまくなりたい証拠です。それでも段取りを組んで、できる準備をし、今の自分の精一杯を見ていただくという姿勢へ徐々に変化していきます。

また、発表会直前は、当日忘れ物をして慌てることがないように、持ち物を整える、当日にも、いつ衣裳に着替えて、進行を見ながらいつ舞台袖に待機して…など、段取りの大切さを学べます。

支えてくれている人への感謝を知る

発表会は出演者一人が頑張ればよいものではありません。会場の設営をする人、プログラムなど資料を作る人、司会進行をする人、お弁当を手配する人、会によっては、衣裳やかつらやさん大道具や小道具さん…。普段一人でお稽古しているだけでは気づかない、たくさんの人の協力で舞台が成り立っていることを知ると、おのずと感謝の気持ちが生まれます。

舞台を経験すると自己肯定感が上がります

人前で踊りを見せるのは、大人でも緊張するものです(むしろ子どもの方が、あまり人に良く見せようという意識が少なく、緊張しないくらいです)。

どれだけ稽古してきても、本番中に振りを間違えることもあります。むしろ、誰もが通る道です。そんな時は引きずってしまうとまた間違いを重ねてしまうので、なんとか気持ちを切り替えて、踊り続けます。たった数分の舞台でも、そういったトラブルも乗り越え、一生懸命踊り切って拍手を浴びると、その達成感は、とてもとても大きなものです。特に、初舞台を終えた人は、発表会の前と後とで顔つきが変わるほど、自分に自信がついて自己肯定感があがっているのがわかります。お稽古だけでは味わえない、日本舞踊の楽しさを実感する瞬間です。

まとめ

発表会は日頃の稽古の成果を披露する場であるとともに、踊り以外にもいろいろなことを学べる機会でもあります。発表会という目標をもって、お稽古の段取りを組み準備することを学びます。また、発表会は一人ではできません。みんなの協力で作り上げる発表会で、自分の舞台を支えてくれる人への感謝を知ることができます。また、踊り切った達成感は大きな自信につながります。日本舞踊を習うからには、発表会を一つの目標に、そして楽しみにお稽古してみてください。

体験レッスン概要

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30分 お稽古
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